最近は、一方的な商品紹介やキャンペーンの告知では
本当の意味でのSNSマーケティングはできないと気づき始めた企業も増えています。
本当の意味でのSNSマーケティングとは、
単にフォロワーを増やすことが目的ではなく
企業や商品のファンになってもらうSNS施策を行って
運用していくことだと私は考えています。
■公式アカウントの開設・運用
■キャンペーン実施
■広告の配信・運用
■ソーシャルリスニング
■アクティブサポート
■インフルエンサーマーケティング
この中でも
”ソーシャルリスニング”と”アクティブサポート”が
商品や催物の紹介、宣伝、情報提供などの一方的な運用に止まらない、
ユーザーをファン化させるのに必要な能動的な運用の部分になります
ソーシャルリスニングとは
いわゆる「エゴサーチ」です。
ユーザーが投稿した自社や商品・サービスに対して
どんな投稿をしているのかを検索して探る施策です。
・ユーザーの生の声収集、分析できる
・UGCの発生数や内容を確認することができる
アクティブサポートとは
自社の商品の感想を投稿しているユーザーに対して
能動的に企業アカウントからいいねやコメント、リプをすることです。
ユーザーの「見てくれてる」という承認欲求を満たすことになり、
ファン化へ繋がる大事な施策です。
実体験を通して
ここで私個人の体験となりますがお話させてください。
昨年、こどもの帽子をA社で購入し
#A社購入品 というハッシュタグをつけてInstagram投稿しました
その投稿を、A社公式アカウントがストーリーシェアしてくれました。
*特にキャンペーンに乗っかって投稿したわけではなく、
完全にエゴサーチで見つけていただきました!
これを機に私の、A社への好感度はかなり上がっています。
それだけでなく、約1年後、
こういうことがあったとTwitterで投稿しました。
すると
A社のTwitter公式より
「その節はありがとうございました」とリプライをいただきました。
さらに、A社へのファン化が進んだことは言うまでもありません。
子供用品を買う時は、必ずA社が候補にあがります。
そして、
同様にB社のメンションをつけてストーリー投稿したことがあります。
その結果、
B社からは無反応でした
お察しのように、私の中では
A社>B社
となっています。
実は、B社は何かマイナスとなるようなことはしていないのです。
逆に何もしていません。
何もしていないこと=マイナス要因を生む
となっているだけなのです。
この例からも、お分かりのように
能動的なSNSマーケティングをしているorしていない
だけで後々に大きな差が生まれます
ユーザーをファン化させるSNS運用はどこの企業も行いたいことだと思います。
しかし、実際にできている企業が少ないのは、
そのための知見がないこともあると思いますが
「リソースがない」ということも大きいのではないでしょうか?
ユーザーをファン化させるSNS運用を取り入れるか検討する時のリソース面でのチェックポイントをまとめました。
●チェックポイント1
- 人員の確保(自社内で運用するなら3名必要)
- 炎上が起きた時のフローチャート作成
- 投稿案作成のフローチャート作成
- クレーム投稿を見つけた時のフローチャート作成
●チェックポイント2
- 一定レベル以上の質の写真
- コンテンツとしての投稿(文字投稿)
(投稿案MTGでしっかりここを意識してネタ出ししておけば、
投稿作業は予約投稿で可能です)
●チェックポイント3
例>週1回のMTG、社内掲示板の活用
キャンペーンに合わせた投稿スケジュール出し(毎月1回のMTG)
例>画像は他の広報媒体で使ってるものを併用かのうな状況か?
文章作成は一人がやるかMTGの時にまとめてやるか
例>予約投稿はクリエイタースタジオを使うことで可能(PCのみ)
1週間分の投稿はMTG時にセッティンング可能
例>TVに取り上げられた時
(時間が勤務時間時間外になることもあるが収穫は大きい)
●見つける作業
良い投稿も悪い投稿もまずは見つける
(インスタの場合、ハッシュタグやメンションから)
●どう反応するか
いいね、コメント、ストーリーシェア
(基準を設けてそれにそう行動ができる人を選出し
あとはその人の判断に任せるのか、毎回上長の確認が必要なのか)
(1日の中での作業量を決めておくのも良い)
●クレーム
見過ごすのか、お客様相談室へ繋げるのか
その投稿にお詫びを入れるのかなど決めておく必要がある
いかがでしたか?
取り入れられそうでしょうか?
リソースはなんとかなりそう!イメージはついた!
でも、ファン化させるために
具体的にどういう投稿をしたらいいのかわからない、
インスタの運用の基礎から知りたい、
こういう方は一度ご相談ください。
ご相談は以下のLINEからできます!